地籍問題研究会第17回定例研究会にて報告させていただきます

 来る11月26日、地籍問題研究会第17回定例研究会にて研究報告をさせていただくことになりました

今回の研究報告は今年10月1日の日本地理学会秋季学術大会「地図・絵図資料の歴史GIS研究グループ」での私の報告(「市街地における戦前の土地境界の管理―滋賀県大津市の軒下地を事例に―」)をベースによりブラッシュアップしたものです 

 具体的には滋賀県大津市のいわゆる大津百町の領域に残る古地図群、―元禄絵図から地籍図、そして現在の公図―、への地図の変遷と系譜をたどります その中で土地境界の意味と性格が国家レベル(法制度)とは違い、地域レベルにおいてどのようにして生まれ、根付き、定着・変容したのかを地籍図と滋賀県政史料室所蔵の戦前の境界査定の資料などを基に検討を加えたいと考えております

 また対象が前回は基本的に地理学関係者でしたが今回は基本的に土地家屋調査士ということ、研究会の全体テーマも「公図の源流をさぐる」ということで特に「地籍(図)」「境界」についてより詳細に深く掘り下げていければと思います さらに折角の「研究会」での報告ですのでポイントポイントでは思い切った、新しい切り口もご提示させていただければとも考えております 

 私以外の(は?)基調講演や報告も充実しております

 是非ご来場ください!

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地籍問題研究会第17回定例研究会

 

■日時 平成28年11月26日(土)13:00~17:20

■会場 明治大学駿河台キャンパス

 リバティタワー3階1031教室(東京都・千代田区)

■テーマ 公図の源流をさぐる

協力:日本土地家屋調査士会連合会、東京土地家屋調査士会

 

12:30-13:00 受付

13:00-13:05 主催者挨拶 國吉正和氏(当研究会幹事)

13:05-13:10 来賓挨拶 亀田浩一郎氏(明治大学法学部准教授)

 

◆基調講演

13:10-14:10 基調講演1

「大和国における地租改正地引絵図の作成経緯と地割に関する諸問題」

土平博氏(奈良大学文学部地理学科教授)

14:20-15:20 基調講演2

「公図の沿革と現代的意義」

藤原勇喜氏(藤原民事法研究所代表、当研究会監事)

 

◆会員からの研究報告

15:30-16:00 報告1

「江戸時代から現代への地籍図及び土地境界の変遷―滋賀県大津市を事例として―」

西村和洋会員(土地家屋調査士(滋賀県土地家屋調査士会)

16:00-16:30 報告2

「地租改正当時の富山県」

砂道章会員(土地家屋調査士(富山県土地家屋調査士会))

16:30-17:00 報告3

「公図における信頼性の検討」

山田榮冶会員(土地家屋調査士(秋田県土地家屋調査士会)

17:00-17:15 質疑

17:15-17:20 諸連絡

 

初回のみ相談料無料

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滋賀県長浜市五村215番地

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