イベントのチラシをいただいてきましたので浅井歴史民俗資料館「地籍図から歴史を探る」企画展の再びのご案内です 7/8には歴史講座「明治の地籍図から見る村の姿」も開催されますね 7/2の京都新聞の記事も下記に転載いたします
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地籍図で見る滋賀・長浜の変遷 明治の地租改正
明治初期に地租改正のために作成された地籍図の展示が長浜城歴史博物館(滋賀県長浜市公園町)と浅井歴史民俗資料館(同市大依町)で開かれている。地籍図は田畑や鉄道線路などが色分けされており、街並みの変遷がうかがえる。
長浜城歴史博物館では24点を展示。旧長浜町を中心に、1882(明治15)年に鉄道が開通する以前の街並みを記した「長浜町地籍図」(明治時代、同館所蔵)や、線路や停車場が描かれ、当時の長浜駅の様子がわかる「近江国坂田郡長浜地引全図」(明治時代前期、同)が並んでいる。
鉄道開通前に作成された地籍図に、開通後に線路部分を白く描き足した「十里村地籍図」(1873年、同)もある。
田中晶子学芸員は「長浜が鉄道開通を契機に湖北の要衝として発展したことが分かる」と話す。
浅井歴史民俗資料館では、一筆ごとの田に耕作地面積を記した「高畑村地籍図」(1876年、同館蔵)や、洪水の被害を受ける前の田畑が広がる村の様子を記した「谷口村地籍図」(同)など8点を展示している。
長浜城歴史博物館の展示は7月23日まで(無休)、浅井歴史民俗資料館は同月9日まで(月曜休館)。いずれも入場有料。