大変暑い日が続いていますが、皆さま体調はいかがでしょうか?
今日は滋賀県大津市内にて測量業務に勤しんできました。土地家屋調査士は当然測量などの外業もありますが、この時期の外業は例年つらいところです。が、今年は段違いで大変な気がします。最近では現場作業に従事しておられる方は扇風機付きの作業着を着用しておられる方が増えてきました。私も近いうちに導入してみてもいいかな、と思い始めていますが、まだまだ「本当に涼しいのかな?」という半信半疑な状況ではあります。
ところで、測量の合間に休憩に入ったお土産物屋さんで貴重なものを発見してびっくり。大津百町の多くに残る元禄町絵図の中で、現存していることを確認できないでいた「今一里町」(谷町組)の絵図が壁に飾ってあるではないですか!
これが原本なのか、複写なのか、お店の方に聞きそびれましたが、いずれにせよ間違いなく元禄八年作製の町絵図です。なお、図には「今一里塚町」とありましたが、一般的には「今一里町」というのが一般的な呼称のようです。明治初期には元一里町と合わさって「一里町」となりました。
本図については掲載許可も特段確認しておりませんので大津市内の某店、とだけ記しておきますが、こんなこともあるのですね。
ちなみに、大津百町のうち元禄町絵図が確認できたのはこれで75町目です。ちょうど3/4の町で確認できたことになります。