平成30年10月28日~11月10日、滋賀県大津市の膳所市民センター膳所歴史資料室において、膳所の古地図や古文書が展示されています。
現在に伝わる城下町膳所の基盤を形成したのは、関ヶ原の合戦後、徳川家康が築城の名手と言われた藤堂高虎に造らせた膳所城の築城からということです。そう言えば藤堂高虎は同じ水城で有名な今治城の縄張りもしていますね。
膳所城は明治維新後に廃城となり、周囲は都市開発が進んでいますが、それでも膳所には、膳所城から移築された門など、まだ多くの遺構が残っています。
粟津地区の地籍図の展示もあるようですし、同じ土地家屋調査士の先輩が作成された重ね図も展示に活用されているとのことで、一見の価値がありそうです。