先日、FACEBOOKの、とあるグループでこんな記事が紹介されていました。平成30年12月8日の中国新聞の記事だそうです。
広島市中区の江波皿山公園にある明治期の標石が、着手後すぐに中止された広島県による「幻の地籍調査」の名残とみられることが専門家の調査で分かった。戦前の地籍調査の痕跡は全国でもほとんどなく、貴重という。(記事より)
要は明治初期に実施された内務省主導による「地籍編纂事業」のために使用した測量基準点が見つかった、とのことですが個人的には少々疑問は残りました。当時、これまた内務省の事業である「大三角測量」と混同してはいないのかな…と思いましたが、地形図を作るための測量三角点とは形状が違うとのことですので、正解はわかりません。ただ、、標石が貴重なものであることには代わりないんですけどね。
それにしても「幻の地籍調査」とは、これ如何に?