今日は朝から事務所の光回線の工事を行いました。事務所を引越ししてからの四年弱、某?BBの「 ADSL 12M」を使用してきましたが、昨年からあまりの回線速度の低下に悩まされていました。接続当初はそれほどでもなかったのですが、最近は「ナローバンドか!」と突っ込みたくなることもしばしば。ベストエフォート、なにそれ?おいしいの?といったような酷さで日々辟易していました。
しかし、そんな忍耐の日々も今日でお別れ、晴れて光回線に昇格です。もともと事務所を新築した際に、固定電話を移転初日から引くにはNTTでないと間に合わない、みたいなところで深く考えずに契約し、そのままとりあえずはネットも安いのでも何とかなるだろう、と思い先祖返り?のADSLを導入した経緯があります。それから何とか四年近く我慢し、本日やっと回線を変えることができました。
事務所のメールアドレスをプロバイダーからの提供のものを使用している場合は回線変更によってアドレスを変えなければならないのでしょうが、私は十数年前からドメインを取得して「アットマークoffice-nk.com」を一貫して使用していますからその必要はありません。
私のような土地家屋調査士や行政書士といった士業事務所は、比較的小規模事務所も多いことからメールアドレスをフリーメールや、プロバイダのアドレスを使用している方も少なくない(それどころか、多数派かな?)のですが、私はドメインを取得して、ちゃんとした?メールアドレスを使用したい派です。 アドレスは下手したら20年30年と長く使うものですし、中々途中で変更するも気が引けます。また、将来事務所のホームページを立ち上げる際もドメインはSEO上も有効ですし、何より依頼人の信頼感も違うのではないでしょうか(口に出しては言われないでしょうがね)。
私もたまたま大手企業のお仕事をさせていただいた際に、それまで使用していたフリーメールアドレスでは先方に肩身が狭いなあ、と思ったのがドメインを取得した直接のきっかけでした。
昔は電話番号のゴロをこだわって購入する事業者さんも多かったと思いますが、固定電話の必要性は激減しているわけで、相対的に考えても今はドメインに拘るべきではないでしょうか。そもそもドメイン取得にそんなに費用の負担もありません。特に事務所を立ち上げたばかりの新人さんは名刺を刷る前に是非ご一考していただければと思います。
ネット環境と言えば今日は朝から「登記情報サービス」が死んでいます。請求した登記情報がずっと「請求中」のまま動きません。これでは土地家屋調査士や司法書士など頻繁に使用する士業事務所は困ってしまいます。こちらのネット環境を整備してもあちらがこれでは仕事は進みませんね…。