楽しかったゴールデンウイークも過ぎると、怒涛の納税通知書が送られてくる季節となります。自動車税などもありますが、職業柄か特に気になるのは固定資産税・都市計画税の納税通知書ですね。個人的にも毎年十数万円を一括納付(口座振替)していますので、結構な負担ではあります。ちなみに長浜市では今年からやけにカラフルな通知書に代わりました。決して有りがたい?通知ではないのですが、とても不思議なことに支払いに対する心理的な負担が軽減されたような気はします…。
こうして今年も送られてきた通知書ですが、何やら同封の案内が気になりました。「空き家を所有(管理)されているみなさんへ」と「相続をしたときは、速やかに相続登記をしましょう」の表裏に印刷されたチラシです。
昨今社会問題化しているだけあって、市としてもこうした案内を同封し、注意喚起を行っておられるのでしょう。確かに、この時期は財布に直結する固定資産税の支払いがあり、昨今は市民のみなさんの節税意識も最近高いことから、非常に効率的で、効果的なPRになるような気がします。
なお、問い合わせ先として市役所の担当課や、法務局が紹介されていました。土地家屋調査士や行政書士も会として随時無料相談をしていますが、本当はこの時期に行うのが最も効果的なのかもしれませんね。ちょうど総会の前後で、予算・事業の承認や役員の改選などもあり時期的に難しいことはわかりますが、一般市民の立場にしてみればこの時期の週末にやってほしいというのが実際ではないでしょうか。地方自治体ともうまく連携し、市民に役立つ士業(団体)でありたいと思います。