既に本ブログにおいても予告していましたように令和元年6月1日(土)から3日(月)、NTT中央研修センタ「講堂」(東京都調布市入間町1-44)において開催されました「令和元年度土地家屋調査士新人研修」に運営側のスタッフ(研修員)として参加して参りました。簡単にこの三日間の研修を振り返りたいと思います。
会場敷地の入り口です。緑も豊かで、都会の中のオアシス的な場所です。隣には閑静な住宅街で、高級そうな自動車がたくさん走っています。
新人土地家屋調査士さんが約350名集まっての研修ですので、さすがに単位会の研修とは規模が違います。この光景だけみても一か所に集まって新人研修を行う意義があると思いました。
また当たり前と言えばそうなのですが、皆さんスーツ姿で受講していただいたことも嬉しかったです。
一日目の夕食のメニューです。開始当初はちょっとだけ心配?していましたが、結構ボリュームもありましたし、美味しかったです。会場の近くにはコンビニも有りますので、食事の後の晩酌(部屋飲み)にも対応できますね。
二日目の夜に開催された懇親会の様子です。立食形式で行われました。これまた人数が400名程度と多いだけに、壮観!
全国津々浦々の土地家屋調査士さんがないまぜとなってなって歓談されています。これまでのブロック単位での新人研修を中央一括に改めたのも、ある意味ではこの時この場のためでもありますね。
最終日の夕方、受講生の代表者に岡田連合会会長から修了証の授与です。皆さんお疲れの表情ではありましたが、その中にもどこか充実した三日間を過ごされた顔つきをされていたのが印象的でした。
正直、この新人研修の開催までは運営など大変心配していましたが、いろいろ想定外のアクシデントもありつつも、大過なく?、無事にほとんどの方が完走し、終えることができました。これは一重に事務局職員さんも含めた連合会研修部の皆さんのご尽力があればこそ、でした。
苦言ではないですが、受講された皆さんにはまず、先輩たちの土地家屋調査士が自分の仕事を脇においてまで、この研修を用意してきたことを理解し、素直に感謝していただきたいものです。土地家屋調査士に限りませんが、士業の中でも土地家屋調査士は「人間力」が試される業務です。「人間力」とはつまるところ礼節が基本です。
知識や能力は資格者として必要なことですが、まずは一人の社会人として恥ずかしくない行動につとめ、信頼される人間であることが当然の前提です。常に周囲への感謝を胸に、行く行くは社会に貢献できる立派な土地家屋調査士として高く羽ばたいていただければと切に願います。
3日間、大変お疲れ様でした!