昨日は栗東市内において開催されました滋賀県土地家屋調査士会総務部・財務部主催の「令和元年度 倫理研修会・消費税率引上げに伴う軽減税率制度の説明会および親睦ボウリング大会」に参加してきました。
まず倫理研修会ですが広島県土地家屋調査士会の顧問弁護士である田中陽氏を講師にお招きし、「専門家が気をつけるべきクレーム対応について」と題した講演をお聞きさせていただきました。
田中弁護士からは「クレーム」について、その背景事情や交渉術などについてのエッセンスを、わかりやすい例を挙げていただきご説明をいただきました。
土地家屋調査士は土地境界の確定のため、隣地所有者様に押印依頼などをさせていただくケースが度々あります。そのような際に役立つ、実用的な心理学の応用法や交渉過程での人間の理性を超えて作用する要素の解説等々、とても参考になる内容でした。
講演の前には弁護士のお話をお聞きする、ということで法律的な内容が主であろう、と当然考えていましたが終わってみれば法律的なお話はほとんどなく?、係留効果(アンカリング)やフレーミングなど心理学のお話を次から次へとご紹介いただけたことは、それはそれで新鮮で良かったです。
研修会の後は同じ建物の同じフロアにあるボウリング場にて「支部対抗 親睦ボウリング大会」でした。支部ごとに参加者のアベレージを出し、その順位を競うということで、個人的には足を引っ張らないかとドキドキしていましたが、2ゲームとも100点は超えることができましたので、どうにか最低限の数字をクリアできホッとしました。ちなみにわが長浜支部はあと一歩のところで準優勝、優勝は大津支部でした。
なお、写真は始球式の様子で、会長の第一投の瞬間です。
そういえば土地家屋調査士会関係でボウリングをしたのは今から遡ること凡そ18年ほど前の補助者時代に、長浜市内のボウリング場で行われた支部の懇親会事業に参加させていただいて以来です。あれから、いつの間にか随分な月日が経ちました。そんな懐かしいことも思い出した印象的な親睦事業でした。
ご用意いただきました総務部・財務部の皆様、大変ありがとうございました。