昨年も雪が少ない冬でしたが、今年は輪をかけて、というより全く雪をみずに1月も終盤です。関東では今日明日と雪が降るようですが、こちらでは雪が降らなさ過ぎて雪が待ち遠しいといった状況です。温暖化について懐疑的な意見を持つ方もおられるようですが、私の地域は昔と比べて、温暖化としか考えようのない気候が続いており不気味です。
それはさておき、昨年末も本ブログにおいて改正地券を取り上げさせていただきましたが、年明けも新たに入手しましたので引き続きご報告がてら。
今回もいつものネットオークションで落札したのですが、まとめて35枚分と枚数も多くて、お得な感じもしましたのでついつい入札したものの、送られてきた現物は程度もよく結果オーライでした。
基本的には滋賀県の愛知郡や神崎郡に属する耕地の地券なのですが、そこは水源に乏しいとされる滋賀県湖東地区らしく「野井戸」の記載が幾つかの地券上に記載がありました。具体的には「一、田壱反弐畝弐拾五歩 内井戸敷弐歩」といったような内容です。こうした記載は現在も土地台帳や登記簿でも確認できるのですが、地券にも同じような記載があることに意義があると思います。
なお、本当は地籍図を狙ってオークションサイトをのぞいているのですが、これといった地籍図はまずオークションでは見かけません。地券は個人の所有物ですからよく出品されるのですが、地籍図はさすがに地域の共有物、財産ですので仕方ないのですが…。