最近は秋晴れが続いて、なんだか季節が逆戻りしている感じがあります。そんな天候の中、事務所近くの五村別院で古い倉庫が取り壊されようと準備がされていました。
随分前から建物自体が傾いており、防災の面でも気になってはいましたが完全に取り壊されるようです。かなり古い建造物ですが、文化財の指定もないようで、寺院の倉庫として用途最優先の最低限の建築物だったのかなあ、とは思います。五村別院もずっと変わらないようで、子供のころから考えると、少しづつ変化があります。ただ、取り壊し工事に先行して隣の桜の木が切られてしまいました。どちらかといえば桜の木の方が春の訪れを感じさせる風物詩的な存在であっただけに残念な気がしています。