先日、土地家屋調査士会の会議に出席のため電車に乗りましたら中吊り広告が目に入りました。よく見ると司法書士会の相続登記促進のPRポスターでした。この間、マスコミ報道などからも相続登記については、はっきりと義務化の方向に政府が動いており、司法書士としては今後大きなビジネスチャンスとなるのでは、と考えられていることもあるのでしょうか。
ただ、中吊り広告って費用も相当掛かるとは思うのですが、今年度はコロナ禍のせいでイベント等も多くが中止、会議もリモートが定着するなど土地家屋調査士会も予算が消化できない状況です。もしかして司法書士会もそうしたことからここで一気に予算を投入して、ってことなのかと思いましたが、ポスターにもあるように「相続登記をすることは次の世代への責任」、この宣伝によって相続登記は他人ごとではなく自分の問題として理解していただけるきっかけになるといいですね。