昨年から事務所隣の念信寺にて合同霊園の工事が始まり、この三月よりオープンとなります。お墓にオープンもどうかとは思いますが、もともとお寺の境内地ですからあんまり違和感はないんですけどね。
こうした霊園ができるのも、やはりわが国の少子化問題の影響でしょう。お墓の問題は現在法整備について議論がなされている選択的夫婦別姓の動きとも関わり合いがあるような、でもないような感じではありますが、旧民法で規定されていた家父長制度は少子化一つとっても実際もう限界でしょうね。
ただ、死んだ後のことまで心配しないといけない、供養の担い手もままならない社会となったこともあり、団塊世代を中心にお墓、そして墓守に関心も高まっているのでしょうか。
今後は霊園の見学者なども増えるのでしょうが、当事務所にもついでに相続や生前贈与などの相談もあるかも…と思いをいたしつつ、見守らさせていただきたいと思います。