今日は土地家屋調査士会近畿ブロック協議会による立命館大学政策科学部特殊講義(PLC)の第3講「日本の土地制度の歴史的沿革①―境界はいつからどのようにできたのか―」の講師として、立命館大学のOICキャンパスまで行ってきました。
3月までは実際に学生さんを教室に入れて通常通りの講義を予定していたのですが、緊急事態宣言も明日から発令というこの状況下においてはリモートによる講義の一択となりました。事務所から中継する方式も考えたのですが今回は教室まで出向かせていただき、そこからのライブ中継となりました。上の写真は講義前の教室ですが、4月の大学の教室がガラーンとしているなんて、本当考えられませんね。
正直なところ、学生さんの表情がみえないことから独りよがりの講義になってはしないかと、かなり不安なままの90分でした。でも最後に取った質問タイムで、一人の学生さんが質問をしてくださったことから直に受講者の反応や疑問が見えましたので、質問は本当に有難かったです。今後の講義もリモートでしょうから、ここは講師のためと思って、学生さんも恥ずかしがらずにどんどん質問をお願いします。
講義に向けていろいろと準備も大変でしたし、終わってからも後悔が残る部分も多々ありますが、とりあえず母校で講義をさせていただけたことは個人的にも良い記念になりました。在学中には、こうして自分が大学で講義をしている姿なんて全く想像もしていませんでした。人生何があるかわからないものです。
後輩の皆さんも今は苦しい時だと思いますが、どうかコロナに負けずに、今しかできないことを見つけて充実した学生生活をお送りください!