本日(2021年10月7日)の朝日新聞朝刊に「土地売買 境界確認なしで可へ 法務省 所有者不明増え見直し検討」との記事が掲載されていました。
たまたま記事を発見したのではなく、連合会からの本記事についての見解を記したメールが転送されてきまして、家に帰って改めて記事を確認した、という次第です。
記事についてはこれを書いた記者さん自体が内容を咀嚼できていないような、全体的に消化不良的な感想をもちましたが、個人的には筆界確認書に代わって土地家屋調査士が筆界についてこれまで以上に精緻に見解をまとめ、認定することが求められていくというのが大きな流れのような気がします。
となると土地家屋調査士(連合会)にコメントを求められて然るべきであったと思うのですが、連合会からのメールを拝見した限りでは、そのような経緯も無いようでしたので、大変残念に思います。こうした専門的(マニアック)な記事に専門家として登場できない筆界の専門家って、いかがなものでしょうか。