昨日はついでもありましたので京都市京セラ美術館にて開催中の「ポンペイ展」に行ってきました。シュリーマンの「古代への情熱」を読んで数十年経ちますが、いまだに現地は訪問できておらず、代わりにと言っては何ですが、折角の展示ですので見てきました。
上は発掘された「コンパス」「下げ振り」です。土木工事や建築工事に使用されたものと思いますが、何だかんだ現代の土地家屋調査士も同じ原理でできた用具を使って仕事をしているわけで、2000年の時の流れも技術史的には一瞬の出来事と言えるのでしょうね。
ポンペイの人口は約1万人程度だったそうですが、娼館もあったりして、これまた人類最古の商売と言われる所以の一端を見た気がします。
コロナもあり、イタリアはあまりに遠いですが、いつかはきっと訪問したいと思える展示でした。
ポンペイ展の帰りに、京都七条の「割烹いいむら」さんにて昼食をいただきました。20年前は土地家屋調査士試験の予備校の近くにあったことから、よくここでお昼をいただいたものです。
当時を懐かしく思い出しつつ、今も700円という格安でお昼を提供いただいていることに感謝です。なかなかディナーで訪問できなくて、少々申し訳ない気もしますが、いつかまたきっと再訪したいと思いました。