昨日は栗東市「さきら」におきまして、滋賀県土地家屋調査士会の研修が開催されました。
研修会のテーマは「令和3年法律第24号(民法・不動産登記法等改正法)及び第25号(相続土地国庫帰属法)並びに令和4年4月14日民事局長通達で何が変わるか(最近の法改正等が境界確定協議の実務に与える影響について)」という、記憶する範囲では史上もっとも長い?ものでした。
土地家屋調査士の研修会とはいえ、滋賀県内の自治体の官民境界の担当職員さんにも数多く参加いただきました。受講した感想としては、「理論」と「実務」の間にはどうしても距離があります。そして、その隙間を無理なく埋めるために専門家としての土地家屋調査士の役割があるということでしょうか。
境界も現場によりけり、答えは単純には導き出せませんが、まさに「官民」が知恵を出し合って国民にとって常に望ましい結論が出せるよう、日々の研鑽が大事と感じた研修会でした。