事務所からほど近い地域の土地分筆登記の依頼をいただきましたので、登記情報の調査をしていましたら地目欄に珍しい名称が書き込まれていました。
地目名称「湿抜溝」ということですが、まさに周辺も低湿地であったと思われる地域で、耕作するにも排水が必須だったのでしょう。個人的には湿抜地なんて、記憶にもなかったので法務局で改めて旧土地台帳も調べてみました。
なお、地目自体は昭和50年代の分筆の際に原因「錯誤」で「田」となっています。この際に「錯誤」っていう原因もいかがなものかと思わないではないですが、他に何が相応しいかといっても…思い当たりません。